お若い方に…

お若い方に

 

と頂戴した赤い着物

 

かわいいなぁ

ってちょっと羽織ってみましたが

変でもないような

 

というのは

気のせいですが

着物

洋服の影響で

大分傾向も変わりましたよね

色や柄も

 

明治生まれの祖母は

年齢らしい物を着ろと

うるさく言っておりました

 

30過ぎたら赤いものはみっともないとか

世間様に笑われるとか

 

60歳の頃の祖母の着ていたものは

グレー、紺、ベージュの三色で

還暦の赤いベストは

そのお祝いの日以外には

決して日の目を見ないものでした

 

今日は「若」です。

 

若

※甲骨文は古代亀の甲羅や牛の肩甲骨に彫られて占いなどに使われた書体です。

 篆書は今でも実印などに使われる書体です。

 

サンバの女性が踊ってますが

本当は巫女さんが踊っています

 

踊り狂うくらい踊っていて

その踊っている様子が甲骨文です

 

そこに神様が降臨する

恐山のイタコさんみたいなものです

 

「若」という字のクサカンムリは

この場合は手の形からきているのです

 

本来は神託をそのまま伝える時に

「若(かく)のごとし」と言って

その神意に従うので「したがう」という意味もあります

 

そしてその神託をする巫女さんが

若いというところから

「若い」という意味に使われるようになったのだろう

と静ちゃんはおっしゃっております

 

ま、赤い着物は

若い人に着てもらいましょう

 

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