近所の書道塾♫

ほんの50年ほど前

まぁ

「ほんの」というかどうかはともかく

 

そう

ほんの50年ほど前

近所には

そろばん塾や書道塾、学習塾

そしてピアノの先生の家が

結構ありました

 

買い物カゴを持って

商店街を歩いている塾の先生にも

よく遭遇しました

 

私の家も書道塾でしたが

近所にも三軒、書道塾がありました

いわゆる商売敵です

 

近所の書道塾に出入りする生徒さんが

気になったものです(笑)

 

今ではなかなか見られなくなった

そんな町の書道塾

 

町の書道塾

娘の増田春鶯(しゅんおう)

やっている書道塾は

そんな町の書道塾です

 

昭和な香りが満載です

子供達ものびのびとお稽古している気がします

身内贔屓というやつですが

 

子供のうちに触れたものは

宝物です

「どうしても書道のお稽古がしたい!!!」

ということは

いつの時代もあまりありません

 

ほとんどは親に言われてお稽古にくるのですが

それでもやはり

触れるということは

宝物になると思います

 

昔ちょっとやってた

というのが

また始める時のきっかけになったり

もちろん

昔できなかったから

というきっかけもありますね

 

幼い頃に

父が月に一度

レストランに連れて行ってくれました

その時には

一張羅のワンピースを着て

ズックではない

ちゃんとした革靴をはいて

ハンカチとちり紙を入れたカチッとしたバックを持って

ちょっと楽しみで

ちょっと緊張して出かけたものです

 

父は私や妹に

レストランでのお作法を

教えたかったわけですが

食べるのが遅い私は

いつもライスが残ってしまい

四苦八苦

そんな私に

父がそっとライスに塩をかけてくれました

 

でも

家でやったら

思いっきり叱られてしまいました

 

その違いはなかなかわかりませんでしたが

いわゆる本音と建前でしょうか

 

そんな父のやっていた

書道塾には

行儀にうるさい書道塾という評判がたち

子供たちで結構賑わっておりました

手が足らないので

私も高校生の頃から

家事やお稽古の手伝いをしていました

 

それもとてもありがたい経験でした

 

父を祖父に持つ娘は

(なんてまわりくどいいい方でしょうか)

それなりに父の持っていたものを

受け継いでいるようです

 

そんな町の書道塾は

大切に育てて行って欲しいなと

思っています

 

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「もじくり1分美文字」

 

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