隣は何を…

最近ご近所では工事が続いています

水道の本管工事やら

新築やら

リフォームやら

 

世の中景気がよろしいのでしょう

 

昔隣の家のおじさんが

「職人の音はいいね」

とおっしゃっていたのを思い出します

 

景気がよくっていいね

 

当時は今ほど機械音がなくて

カンナを削る音や

釘を叩く音

そんな音たちでしたっけ

 

そんな工事の多いこの頃ですが

5時になると

音がピタッと止みます

 

そうすると

こんなに静かだっんだ!!!

という室内になります

 

今日は日曜日ですから静かな部屋です

 

似たようなこと

というか全く違うことというか

筆のお話しです

 

筆

 

高い値段の筆って

実は書きにくいものが多いのです

羊毛と言って白い毛のものは特にそうです

 

高いものほど

柔らかくって捉えどころのない

とっても書きにくい筆なのです

 

なんでそんな筆があるのかというと

上級者になると

その難しい筆が使えるようになってきます

そんな筆を使えるようになると

作品を作る時に

とっても面白い線が出るのです

 

でも使用用途はそれだけではありません

私は養成ギブスと呼んでいます

 

1年もお稽古していると

だいぶ筆にも慣れてきます

そんな頃に無謀のようですが

少し高めの筆を使ってみるのです

 

 

それはそれは難しくって

とても形になりません

 

でもその筆を少し使ったあとで

いつもの筆に戻ると

あら不思議!!!

なんと書きやすい筆でしょう〜

と感激することうけいあいです

 

ちょっと難しいものを使うと

普段のものがありがたく感じられます

ちょっと難しい状況があると

フツーのありがたさがわかったりしますね

 

そうやってチャレンジすることによって

進化できるわけです

 

玉川堂

 

書道専門店を見つけたら

是非のぞいて見てください

色々な筆があって見てるだけでも

面白いですから

 

そして何かしら質問すると

いろいろ親切に教えてくださいます

(アンラッキーな場合もあるかもしれませんが

もちろん買わなくても大丈夫です

 

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今日のお稽古場でのショータイム

企業秘密をお話ししています

 

いかがでしたか?

 

ご参考までに

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