学ぶ

学生さんたちに

書道とペン字を講義してます

講義

ペン字は拙著『14日で美文字になれるペン字練習帳』を使って

楷書での書き方をレクチャー

 

そして

書道はまずは墨をする所から

書道用具は手持ちの物を使ってもらいます

 

ん???

 

半数以上が

墨する時にカラカラという音なのです〜

フツーの硯だとゴシゴシという感じですが

実に

カラカラなのです

 

これは事件です

事件は現場でおこってますです

 

何???

と思ったら

プラスチックなのかセラミックなのか

とにかく軽い

それは墨をするためのものではなくて

硯の形をした墨汁を入れる容器なわけです

硯

まぁ無理もない事です

書道教育には力を入れていませんから

道具なんて

書道っぽい形になればオッケーな感じです

う〜ん

残念

 

でも学生さんたちは

けなげにめげずに書いてます

墨薄めですが…

 

そして今日は「学」です

学

※甲骨文は亀の甲羅や牛などの肩甲骨に彫られた字のこと。
 占いやその結果が書かれたりしています。
 金文は青銅器に鋳込まれた文字です。
 篆書は今でも実印などに使われる書体です。

 

文字の出来た頃は男子校だったようですが

学び舎の屋根に千木(神社の屋根の上の木)があり

そこで氏族の長老から若者たちが

氏族の伝統などを学んだのであろうと静ちゃんがおっしゃってます。

「学」の本字は「學」です

校章などで見掛けた事があるでしょ?

明治学章

こんな感じのね

これは中央に「大学」って書いてあります

 

氏族の長老から若者たちへの授業は

きっと厳かに粛々と行われたのでしょう

学ぶという事は

自分を大切に生きる事につながっていたのだと思います(By 拓鴬 笑)

 

厳かに粛々と行われる授業で身につけたものは

大切にされ

そして次の世代へと受け継がれていくものだったのでしょう

 

そんな風に

粛々と次の世代へ書道をつなげていけたら

日本をつなげていけたら

素敵ですね

 

 

 

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