憧れの…

幼い頃

私もよく母の靴履いて

コツコツと

家の前の道を歩いておりました

 

昔の靴は

かかとに鋲のようなものが打ってあり

とってもいい音で

コツコツいうのです

 

妹はそのまま商店街まで行って

八百屋さんのお兄さんに

「大人みたいだね〜」と言われて

悦に入っておりました

 

靴

 

大人って

憧れましたもんね

 

憧れは

目指す対象が

たとえ靴であれ

行動であれ

素敵なことですね

 

今日は「動」です。

動

※金文は青銅器などに鋳込まれた書体です。

 篆書は今でも実印などに使われる書体です。

 

金文のように もともとは「童」という字なのです

「童」は受刑者です

目の上に刑罰として刺青を入れられた人

 

下の「里」の部分が

重りのついた袋ですが

これは意味とは直接関わりはないようです

 

篆書になると

その「童」の横に鋤(スキ)がついています

 

受刑者が鋤を持って動く

つまり働くということです

 

幼い頃

大人が働いている姿も

憧れたものです

 

少なくとも

私たちの働いている姿に

子供達が憧れる

そんな世の中でありたいですね

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